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2025/12/02 07:54
あす3日(水)今季一番の寒気襲来 北〜西日本日本海側は平地でも積雪のおそれ
あす3日(水)、本州付近は西高東低の冬型の気圧配置となる見込みです。上空約1500m付近には、平地でも雪を降らせる目安となる-6℃以下の強い寒気が流れ込んでくる見込みです。このため、北日本から西日本の日本海側では広く雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。


あす3日(水)の雪の予想を見てみますと、北日本から山陰の日本海側では、夜にかけて強い寒気が南下するとともに雨から雪に変わり、雪の範囲は広範囲に及ぶ見通しです。
また、あす3日の日本海上には「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と呼ばれる、朝鮮半島北部の山岳地帯で二分された季節風が日本海上で合流するラインが形成される予想です(図の赤い破線の部分)。この付近で帯状の雪雲が発達し、さらに上空の強い寒気が加わることで雪が強まる予想となっています。
雪のピークとなるのは、3日(水)の夜になると見られています。紫のエリアは特に雪が強まると予想される場所で、東北から山陰の山沿いを中心に積雪が増え、平地でも積雪となる所があるでしょう。また等圧線の間隔が狭く北寄りの風が強まるため、吹雪となる所があるでしょう。
北陸、近畿北部、山陰では初雪の便りが届く所がありそうですが、初雪が積雪となる事も考えられます。また、強い寒気の一部は四国の上空にも流れ込む為、四国の山岳地帯や、東海の太平洋側でも、あさって4日(木)にかけて雪となる可能性があります。
あす3日からあさって4日にかけて、吹雪による視界不良や交通障害には十分に注意し、車を運転される方は冬用タイヤの切り替えをするなど、対策を万全にお願いします。












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