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2025/12/09 15:42
【ふたご座流星群2025】月明かりの影響なく「条件は良好」 天気は「荒天」予想?
毎年12月にピークを迎える、三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」。
毎年ほぼ一定して、多くの流星が見られるため、
年間最大の流星群といえます。
条件の良いときに熟練した観測者が観測すると、
1時間に100個程度の流星を数えることは珍しくないそうです。
今年は、月明かりの影響をほとんど受けないことから
観測には「好条件」と言えます。
東京付近の場合、1時間あたり最大で50個程度と
多くの流星が見ることができるかもしれません。
流星群の極大(流星群自体の活動が最も活発になること)は
14日(日)の17時頃で、13日(土)夜〜14日(日)明け方と
14日(日)夜〜15日(月)明け方までは普段よりも多くの流星が見られそうです。
月明かりなどの条件は良好ですが、
今週末は荒天が予想されており、気象条件は良好とは言えなさそうです。
土日の予想天気図を見てみると、
13日(土)は、前線を伴った低気圧が朝鮮半島付近へ進み、
14日(日)にかけて低気圧は発達しながら本州付近を通過する見込みです。
この土日は、西から雨の範囲が広がり、
14日(日)にかけて全国的に雨や風が強まり荒れた天気となる恐れがあります。
14日(日)午後6時の雪や雨、風の予想です。
最も多く流れ星が見られるいわゆる極大夜は、
14日(日)夜〜15日(月)明け方にかけてと予想されていますが、
14日(日)の夜は東北や北陸を中心に雪や雨の所がありそうです。
風は全国的に強く、北風が冷たいでしょう。
西〜東日本の太平洋側では、雲がとれて
流星が見られる所がありそうですが、
風がかなり冷たく感じられそうです。
流星群の観察には風と寒さをしのげる服装があると安心です。
極大夜の前日にあたる13日(土)夜〜14日(日)明け方にかけても、
かなり多くの流星が見えることが予想されます。
空の暗い場所で観察した場合、14日0時から4時頃にかけて、
1時間に40個から45個程度の流星が見えるものと期待されます。
北日本や北陸では、14日(日)よりも、
前日の13日(土)の夜の方が観察しやすい所もありそうです。
流星は、放射点を中心に放射状に出現しますが、
放射点付近だけでなくどちらの方向にも現れますので、
なるべく空の広い範囲を見渡すようにしましょう。
また、屋外の暗さに目が慣れるまで、
最低でも15分ほどは観察を続けると良いでしょう。
レジャーシートを敷いて地面に寝転んだり、
背もたれが傾けられるイスに座ったりすると、
楽な姿勢で観察できます。
ただ、寒さが厳しくなりますので、
寒さ対策をしっかりおこなって観察するようにしてください。
また、事故に遭わないように十分注意し、
マナーを守って観察をするようにしましょう。












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