TOPICS

-
2025/12/26 13:30
暴風雪警報、大雪警報、波浪警報発表中 大荒れの天気 今後の見通しは?
きょう26日(金)、低気圧が千島近海を発達しながら北へ進んでおり、日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。

上空約1500mに-9℃以下のこの時期としては強い寒気が、東・北日本だけでなく、西日本の上空にも流れ込んでいます。
日本海西部には、JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成され、中国〜近畿の日本海側に指向しています。
日本海側を中心に大雪となり、12時間降雪量の日最大値は正午までの12時間で、長野県小谷村の小谷で48?、鳥取県大山町の大山で41?、兵庫県香美町の兎和野高原で38?とたった半日で30cm以上の雪が降り、積雪が急増しています。
また、気圧の傾きが大きく、日本海側を中心に暴風が吹き荒れ、新潟県佐渡市の弾崎では、午前3時56分に最大瞬間風速33.2m/sを観測しました。
大荒れや大しけとなっている所があります。
正午現在、東北や北海道日本海側で暴風雪警報、長野県北部で大雪警報、山陰〜東北日本海側で波浪警報の発表されている所があります。
この後、上空の寒気の中心が通過していく北日本でも雪が強まり、積雪が増加するでしょう。
強い冬型の気圧配置は西から次第に緩みますが、北日本ではあす27日(土)にかけて、非常に強い風の吹く所がある見込みです。
西・東日本ではきょう26日(金)、北日本ではあす27日(土)にかけて、日本海側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、ふぶきや猛ふぶきとなる所があるでしょう。
■西日本
・九州
九州北部では、寒気の影響は次第に弱まり、大雪のおそれはなくなりましたが、山地を中心に雪が積もっている所がありますので、引き続き、積雪や路面凍結による交通障害に留意してください。
・中国
きょう26日(金)夜遅くにかけて大雪となるでしょう。
また、山陰の海上では、きょう26日(金)夕方にかけてうねりを伴い大しけとなる見込みです。
・近畿
近畿北部の海上では、きょう26日(金)夕方にかけて、大しけの状態が続くため、高波に警戒してください。
近畿北部や近畿中部では、警報級の大雪となる可能性は低くなりましたが、きょう26日(金)夜遅くにかけて積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。
■東日本
・関東甲信
長野県と関東北部では、きょう26日(金)夜のはじめ頃にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。
・北陸
あす27日(土)未明にかけて海は大しけやしけとなり、警報級の高波となる見込みです。
■北日本
・東北
きょう26日(金)昼過ぎ〜あす27日(土)昼前にかけて大雪に、きょう26日(金)夜遅くにかけて、西よりの暴風雪に警戒してください。
東北日本海側の海上では、きょう26日(金)夜遅くにかけて、高波に警戒が必要です。
・北海道
日本海側では、きょう26日(金)夕方〜あす27日(土)夕方にかけて、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害に警戒してください。
きょう26日(金)昼過ぎ〜あす27日(土)朝にかけて、大雪による交通障害に十分注意してください。












スマートフォンサイトはこちら
モバイルサイトはこちら










