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2025/12/29 14:59

【新春寒波襲来】正月・三が日は荒天 警報級大雪で交通機関に影響も


●年末年始の天気ポイント●
・元日 強烈寒波襲来 日本海側は警報級大雪
・初日の出 北〜東日本の太平洋側で見えるか
・元日〜三が日まで 大雪続き Uターンの足に影響も



きょう12月29日(月)、本州付近は高気圧に緩やかに覆われ
晴れている所が多くなっています。

しかし、今夜にかけては北海道付近に低気圧が近づき、
低気圧からのびる弱い前線(気圧の谷)が本州付近を通過する見込みです。

このため、きょうの夕方以降は、
日本海側では雪や雨の降る所が多くなるでしょう。

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■あす30日(火)■
あす30日(火)も上空の寒気の影響で、
北日本の日本海側や北陸では山沿いを中心に雪が降り、
平地では雨が降るでしょう。

雷を伴って降り方の強まる所もありますが、
降る範囲はそれほど広くない見込みです。

太平洋側は日中は晴れて、空気の乾燥が続く見込みです。

あすまでは暖気が流れ込む影響で各地で気温が高く、
東京は16℃、大阪・広島でも15℃、高知は18℃まで気温が上がり、
日中は日差しがポカポカと感じられそうです。


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■31日(水)・大晦日■
31日(水)の大晦日になると、日本付近は、
西高東低の冬型の気圧配置となり、
北から強い寒気が流れ込み始めるでしょう。

北日本の日本海側や北陸では雪の範囲が広がり、
平地でも雪の所が多くなる見込みです。

特に雪の量が多くなる山形県では
警報級の大雪となる可能性があります。

また、風も強く、日本海側では吹雪く所もありそうです。

晴れる太平洋側も風が冷たく感じられそうです。

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■1日(祝・木)・元日■
きのうまでと比べ、元日の寒気の強さが、さらに一段強くなる予想となり、
1月1日の札幌の上空の寒気はマイナス20℃と
今季一番の寒気が流れ込む見込みです。

北日本の日本海側と北陸で雪が降り続き、積雪が一気に増加する可能性があります。

初日の出の時刻には、北日本〜東日本の太平洋側を中心に晴れて、
きれいな初日の出を見られる見込みです。

日本海側では雪雲や雨雲に覆われ、初日の出の見える所は少ないでしょう。

ただ、朝はかなり厳しい冷え込みとなりますので、
初日の出を見に行かれる方は、寒さと風対策を万全にしてお出掛け下さい。

■2日(金)〜3日(土)■
大晦日〜元日が上空の強い寒気のピークとなり、
2日(金)にはピークを超える予想ですが、
強い冬型の気圧配置が続き、日本海側では雪や風の強い状態が続く見込みです。

山陰〜北陸地方では警報レベルの大雪となる可能性があります。

また、強い北風にのって、太平洋側にも一時的に雪雲や雨雲が流れ込む見込みです。

普段あまり雪の降らない太平洋側でも雪が降る可能性がありますので、
路面が凍結など車の運転は十分にご注意ください。

年明け3日(土)前後は、帰省先から戻る「Uターンラッシュ」が始まる頃です。

Uターンラッシュと大雪が重なる可能性がありますので、
この先も最新の気象情報・交通情報にご注意ください。

■4日(日)〜5日(月)■
冬型の気圧配置が続き、5日(月)頃は再び強い寒気が流れ込むでしょう。
日本海側を中心に再び大雪や吹雪となる可能性があります。

今回の寒波は今シーズンに入って最も長い期間居座る寒波となる見込みです。

日本海側では積雪が一気に増加するため、
雪下ろし中の事故など除雪中の事故が多くなりそうです。

また長期間の大雪で交通機関にも長期間影響が出る可能性がありますので、
十分にご注意ください。

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