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2026/01/10 07:50

エルニーニョ監視速報 ラニーニャ現象に近い状態は急速に解消、春は平時の状態が続く見通し


9日(金)、気象庁より、最新のエルニーニョ監視速報が発表されました。

現在、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平時の状態と見られますが、ラニーニャ現象に近い状態となっています。この状態は冬の終わりにかけて急速に解消するものと見られています。

12月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は-0.6℃で、基準値より低い値でした。また、エルニーニョ、ラニーニャ現象発生の判定に使用している5か月移動平均の10月の値は-0.5℃で、基準値に近い値となりました。
太平洋赤道域の海面水温は、西部で平年より高く、東部では平年より低く推移しました。太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)は、全域で平年よりやや強く、対流活動は、太平洋赤道域の日付変更線付近で不活発となりました。

以上の経過から、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象共に発生していない平時の状態ではあるものの、ラニーニャ現象に近い状態となっています。

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実況では、太平洋赤道域の西部から、日付変更線付近にかけての海洋表層の暖水が東進している状態です。このため、大気海洋統合モデルの予測では、この暖水域の東進に伴い、エルニーニョ監視海域の海面水温が上昇し、冬の終わりには基準値に近い値になると予想しています。また、春の終わり頃には、基準値に近い値か、基準値よりも高い値で推移する、としています。

以上より、今後ラニーニャ現象に近い状態は冬の終わりにかけて急速に解消し、春にかけて平時の状態が続くと見られています。


■エルニーニョ/ラニーニャ現象とは
エルニーニョ現象とは、太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年より高くなり、その状態が1年程度続く現象のこと。

逆に、同じ海域で海面水温が、平年より低い状態が続く現象はラニーニャ現象と呼ばれる。

ひとたびエルニーニョ現象やラニーニャ現象が発生すると、日本を含め世界中で異常な天候が起こると考えられている。

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