地方気象情報
大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報 第3号
令和7年7月4日05時27分 仙台管区気象台発表
東北地方では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、大雨となる所
があるでしょう。4日昼過ぎから5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や
低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、落雷や突風、
ひょうに注意してください。
[気象概況]
高気圧が九州付近にあって、ほとんど停滞しています。一方、日本海には
気圧の谷があって、5日にかけて北日本を通過するでしょう。
東北地方では、気圧の谷に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、日中の
気温上昇や上空の寒気の影響も加わり、大気の状態が不安定となる見込みで
す。
このため、東北地方では、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があ
るでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や同じ所に停滞した場合には、
警報級の大雨となる可能性があります。
[雨の予想]
4日から5日にかけて予想される1時間降水量は多い所で、
東北日本海側 40ミリ
東北太平洋側 40ミリ
4日6時から5日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 100ミリ
東北太平洋側 100ミリ
その後、5日6時から6日6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
東北日本海側 50ミリ
東北太平洋側 50ミリ
[防災事項]
東北地方では、4日昼過ぎから5日夕方にかけて、大雨による土砂災害や
低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。落雷や突風、ひょ
うによる農作物や農業施設等への被害にも注意してください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及びひょうに関する東北地方気象情報」は、4日16時頃に
発表する予定です。