地方気象情報
雷と突風及びひょうに関する東北地方気象情報 第2号
令和7年12月29日05時00分 仙台管区気象台発表
東北日本海側では、暖かく湿った空気や上空の寒気の影響により、大気の状
態が非常に不安定となるでしょう。30日昼前にかけて、竜巻などの激しい
突風や落雷、ひょう、急な強い雨に注意してください。
[気象概況]
低気圧が29日夜までに日本海北部に発生し、南西にのびる気圧の谷が3
0日にかけて北日本を通過する見込みです。低気圧や気圧の谷に向かって暖
かく湿った空気が流れ込み、東北地方の上空約5500メートルには氷点下
30度以下の寒気が流れ込むため、東北日本海側では大気の状態が非常に不
安定となるでしょう。
このため、東北日本海側では、積乱雲が発達し、雷の発生する所がある見
込みです。
[防災事項]
東北日本海側では、30日昼前にかけて、竜巻などの激しい突風や落雷、
ひょう、急な強い雨に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがあ
る場合には、頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「雷と突風及びひょうに関する東北地方気象情報」は、29日16時頃
に発表する予定です。