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2025/02/11 12:30

【中国地方】あす12日(水)なだれに注意 「南高北低の気圧配置」でまとまった雨に


あす12日(水)は高気圧が日本の南へ移動し、低気圧が日本海へ進むため、日本付近は「南高北低の気圧配置」となる見通しです。

中国地方では、あす12日(水)は日本海へ進む低気圧に向かって暖かい空気が流れ込み、気温が平年より高くなるでしょう。

また、まとまった降雨となるため、積雪の多い所では、なだれが一層起こりやすい状態となる見込みです。

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あす12日(水)に予想される日最高気温
 鳥取県
   鳥取  10℃
   米子  11℃
 島根県
   松江  10℃
   浜田  14℃
 広島県
   広島  11℃
   呉   12℃
   福山  10℃
   庄原   9℃

中国地方の山地では、先週4日(火)頃からの大雪で1mを超える積雪となっている所があります。
積雪の多い所では、なだれに十分注意してください。

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2025/02/11 09:58

けさは西日本中心に冷え込み強まる 昼間はこの時期らしい寒さ


けさは放射冷却の影響で西日本を中心に冷え込みが強まりました。
午前7時までの最低気温は、名古屋で1.0℃、大阪2.2℃、福岡で1.0℃と寒さが厳しくなっています。

東京都心も0.7℃を観測しており、防寒がかかせない体感です。

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日中は西日本や東海、関東などは日差しが届く所が多く、上空には暖かい空気が流れ込む見込みです。西日本ではきのう(10日)より気温の上がる所が多くなるでしょう。

予想最高気温は札幌で1℃、仙台で3℃、東京で11℃、名古屋で9℃、大阪で10℃、高知で13℃、福岡で10℃の予想です。

一日の気温差が大きくなりますので、体調管理にお気を付けください。

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2025/02/11 05:46

きょう11日(火)の天気 日本海側は午前を中心に雪 関東から西は日差し届く


建国記念の日のきょう11日(火)は、高気圧が日本付近へ移動し、西日本を中心に覆う見込みです。北日本は冬型の気圧配置が続き、日本海側は雪の所があるでしょう。

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北日本の日本海側や北陸は午前を中心に雪が降る所が多く、山沿いなど一時的に強まる所があるでしょう。積雪の増加や路面状況の悪化などに注意して下さい。
午後は次第に止む所が多く、降り方は落ち着くでしょう。

関東から西日本はすっきりと晴れるでしょう。
お出かけを楽しめる陽気となりそうです。
各地で冬の寒さが続きますので、防寒対策をしっかりと行ってください。
また、関東などでは風が強いため、洗濯物など飛ばされないようお気を付けください。

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2025/02/10 16:38

まだ冬は終わらない 来週はまた寒波襲来か 再び「かなりの低温・大雪」予想【早期天候情報】


きょう10日(月)、気象庁は「かなりの低温」と「大雪」に関する
早期天候情報を発表しました。

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気温は、向こう6日間程度は平年並みか高いの日が多いですが、
来週17日(月)ごろからは、寒気の影響を受けやすくなるため
平年より低い日が多く、かなり低くなる可能性があります。

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また、17日(月)ごろからは冬型の気圧配置が強まるため、
北陸や岐阜県山間部、長野県北部と群馬県北部では
平年の2倍前後の量の雪が予想され、
再び降雪量がかなり多くなる可能性があります。

雪の降り方に注意をし、
農作物の管理等や水道管の凍結にご注意ください。

また、今冬は、平年を上回る積雪量となっており、
除雪中の事故も多発しています。

除雪は一人で行わず、携帯電話をもって、
命綱を付けて作業をしましょう。


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きょう時点での、18日(火)午前9時の寒気の予想です。

平地で雪をもたらす目安の寒気(上空1500m付近でマイナス6℃以下)が
九州北部や四国、本州をすっぽりと覆う見込みです。
来週は再び寒波襲来の可能性がありますので、
今後も最新の情報にご注意ください。

●早期天候情報とは●
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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2025/02/10 12:31

今季最強寒波から一転、今週は春の暖かさの日も 融雪災害に注意 春一番ラッシュも?【週間天気】


先週、立春を過ぎてからやってきた「今季最強・最長寒波」が
1週間経ち、ようやくピークを越えてきました。

今週は、春らしく天気がめまぐるしく変化し、気温も乱高下、
天気の変化についていくのが忙しい1週間となりそうです。

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●あす・11日(火)建国記念の日は、晴れて気温上がる●

あす(火)は建国記念の日で祝日です。

西から移動性高気圧に覆われ、
北日本や北陸の雪も、昼ごろには止む所が多くなる見込みです。
西〜東日本では、風も弱く、穏やかに晴れる所が多い見込みです。

雪をもたらすような強い寒気も北海道付近まで北上し、
気温も上がる予想です。

先週の大寒波の影響で積雪が多くなっている所では、
一気に雪解けが進むでしょう。

きょう10日(月)午前11時時点の積雪深(平年比)は、
岐阜県白川村    253センチ(201%)
富山県朝日町     77センチ(700%)
石川県七尾市     47センチ(588%)
滋賀県彦根市     17センチ(850%)
広島県北広島町八幡 149センチ(201%)

など、山間部でも平野部でも雪が多くなっています。

雪が収まったタイミングで除雪されるか方多いと思いますが、
除雪中の事故も多発しています。
除雪は一人で行わず、携帯電話をもって、命綱を付けて作業をしましょう。

また、雪解けによる、なだれや落雪、洪水など、
融雪災害に十分ご注意ください。


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●12日(水)は「春一番」ラッシュか●

春一番とは、春になって初めて吹く強い南風のことです。
日本海に低気圧があり強い南風を観測することや、前日より気温が高くなることなどが条件で、
北海道や東北、沖縄を除く九州〜関東・北陸地方で発表されています。

今年は、北陸地方のみ春一番を観測しています。

12日(水)は、大陸から前線を伴った低気圧が北日本に近づく見込みです。
また、西日本や東日本にも前線がのび、
九州から東北は広く雨となる見込みです。

一時的に春の暖かさをもたらす暖気も流れ込み、
西日本の太平洋側では雨でも
気温は15℃くらいまで上がる見込みです。
南風が吹いて、西日本では春一番の発表があるかもしれません。

ただ、東海地方までは暖気が流れ込まず、
東海では気温が前日より下がる予想です。
春一番の条件で前日より気温が上がることが条件のひとつなので、
東海地方での春一番の発表はないかもしれません。

関東地方は、気温は前日とあまり変化はなさそうですが、
強い南風が観測された場合は春一番の発表があるかもしれません。

●13日(木)〜14日(金) 冬型になっても一時的●

13日(木)〜14日(金)は一時的に冬型の気圧配置となり、
再び北陸から北の日本海側では雪の所が多くなるでしょう。

北風に乗って寒気がまた流れ込み、日本海側を中心に
冬の寒さが戻る見込みです。

寒暖差が大きくなるでしょう。

特に、13日(木)は、北陸や東北の日本海側で
暴風を伴った雪が降り、大荒れの天気となるおそれがあります。

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●15日(土)〜16日(日) 南岸低気圧で太平洋側で雨や雪の所も●

今の所、次の週末は前線を伴った低気圧が予想されており、
本州の南岸を通過する予想です。(南岸低気圧)

このため、太平洋側では雨や雪となり、
九州の山で再び雪の降る所がありそうです。

今後の低気圧の進路などによって、
予想が大きく変わる可能性がありますので、
最新の情報にご注意ください。

今週は、雨が降ったかと思えば次の日は雪、
気温が上がったかと思えば、また急降下となる所もあり、
めまぐるしく変化する見込みです。

気温の変化などで体調を崩さないようご注意ください。

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2025/02/10 06:03

寒波のピーク過ぎるも 北陸以北は雪がふりやすい 10日(月)の天気


きょう10日(月)も日本付近は冬型の気圧配置が続きますが、東シナ海に移動性の高気圧が中心を移してきます。

西日本の太平洋側や東海、関東は晴れる所が多くなります。関東など空気の乾燥した状態が続きますので、火の取り扱いに注意してください。山陰など西日本の日本海側も晴れ間が戻って来るでしょう。

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北陸は雪の降りやすい天気が続きます。寒波のピークは過ぎつつあり、沿岸部を中心に雨に変わる所もあるでしょう。路面状況の変化に注意してください。北日本の日本海側も雪が降りやすく、ふぶく所もあるでしょう。

予想最高気温は、きのう9日と同じ所が多く、この時期らしい寒い一日になります。札幌1℃、秋田3℃、仙台や新潟5℃、東京10℃、名古屋8℃、大阪や広島9℃、福岡7℃、那覇18℃の予想です。

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2025/02/09 22:39

2月15日(土) 金星が最大光度に


国立天文台によりますと、日の入り後の西の空で「宵の明星」として輝いている金星は、15日(土)に明るさが最大となる「最大光度」となります。最大光度のころの金星の明るさはマイナス4.9等に達し、1等星の100倍以上の明るさで輝きます。

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金星は、地球よりも内側を公転している惑星です。地球から見ると、金星は約1年7カ月の周期で満ち欠けを繰り返し、見かけの大きさも変化して見えます。最大光度のころの金星を双眼鏡や望遠鏡で観察すると、三日月のように欠けて見えます。太陽が沈んでからの観察するようにしましょう。双眼鏡はカメラ用の三脚などに固定して手ぶれを防ぐとよさそうです。

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15日(土)夜の気圧配置は北日本で冬型の気圧配置となりますが、移動性高気圧の中心が日本付近に移ってきます。北日本は日本海側を中心に雪や雨の天気となりますが、太平洋側は晴れる所が多くなりそうです。東〜西日本は太平洋側を中心によく晴れますが、西からは次の低気圧や前線の雲が接近する見込みです。九州など夜遅くなるほど雲が厚みを増してくるため観察は早めのほうがよさそうです。

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2025/02/09 18:15

この先は寒さ和らぎ「春一番」の可能性も 積雪地帯は雪崩に注意


ようやく今季最強寒波の収束が見えてきました。

この寒波によって全国的に厳しい寒さとなり、日本海側の地域を中心に積雪が増加しています。

このあと、週半ば頃には暖気が北上するため、今度は各地で気温が上がる予想です。

札幌は12日(水)の予想最高気温が5℃と、一気に気温が上昇するため、融雪災害にご注意ください。

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12日(水)はサハリン付近を低気圧が東進、寒冷前線が日本列島を通過するとみられます。
一方、日本の南には高気圧が張り出すため、日本付近は南高北低の気圧配置となる見通しです。

広い範囲で南寄りの風が強く吹くおそれがあり、観測の条件を満たせば「春一番」となることも考えられます。

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■春一番とは…

冬から春へと移行する時期に、初めて吹く暖かい南寄りの強い風のことです。

気象庁の定義では、立春(今年は2月3日)から春分(今年は3月20日)までの間に、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの8m/s以上の風が吹き、気温の上がる現象。

急速に発達する低気圧の影響で竜巻などの突風を伴うこともあります。

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12日(水)頃、普段は雪の多い日本海側の地域も、雪ではなく雨の降る可能性が高くなっています。
積雪の多い地域では融雪災害や雪崩に注意が必要です。

太平洋側の地域でも天気が下り坂となり、雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがあります。

この先は関東から九州にかけて、気温が平年より高くなる日があり、花粉の飛散が本格化しそうです。
花粉症の方は早めに対策しておきましょう。

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2025/02/09 12:40

ふたご座で月と火星が接近!今夜の天気予報


きょう9日(日)夜、ふたご座で月と火星が接近します。

火星はマイナス0.9等の明るさで、周辺には木星(マイナス2.5等)やすばる、そのほか冬の星を代表する一等星たちが輝き、今夜も見応えのある夜空となりそうです。

★ふたご座の「カストル」と「ポルックス」

ふたご座において、ふたごの兄弟の頭の部分を示す星「カストル」と「ポルックス」ですが、この二つの星はふたご座の星とは思えないほど、性質も距離も異なる星です。

「カストル」は二等星、地球からの距離は約51光年で、6つの恒星からなる6重連星系を形成しています。
ちなみに三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」は、カストル付近を放射点としています。

一方で「ポルックス」は、カストルよりも明るい一等星、地球からの距離は約34光年で、単独の恒星です。

今夜は似通っていない「ふたご」の星と、月と火星、4つの天体の接近に注目してみませんか?

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きょう9日(日)の日本付近は、西から高気圧が張り出すため、ようやく強い冬型の気圧配置が緩みます。

上空の強い寒気は居座るため、今夜の北〜東日本の日本海側や近畿・中四国では、山地を中心に雪が続く見通しです。

南西諸島は高気圧の縁にあたり、寒気の影響も受けるため雲が広がりやすく、雨の降る所があるでしょう。

北〜東日本や四国の太平洋側、九州は晴れて天体観測が楽しめそうです。
夜は5℃を下回る寒さとなります。暖かくしてお過ごしください。

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2025/02/09 08:17

今季一番の寒波はきょう9日で峠越え 北日本日本海側から北陸は11日頃まで雪が続く見通し


きょう9日、本州付近は引き続き強い冬型の気圧配置となっています。東北から北陸の上空約5000m付近では-36℃以下の非常に強い寒気が流れ込み、北海道から山陰の日本海側を中心に雪となるでしょう。

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日本海側の地域では、既に多くの地域で平年を上回る積雪となっています。東北南部から山陰にかけて、平年の3倍以上の積雪となっている所があり、さらに積雪が増える所もありそうです。北寄りの風が強く、北日本を中心に吹雪く所がありそうです。

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東北から北陸では、山沿いを中心に雪の強まる所があるでしょう。同じような場所で雪が降り続く可能性があり、積雪の増加に注意が必要です。雷を伴って降り方が強まる所もありそうです。さらなる積雪の増加や交通障害、屋根からの落雪や着雪による停電、なだれの発生等に、落雷や突風などの発生にも注意が必要です。

西日本の雪はすでにピークを越えていますが、きょうの午前中にかけては山陰の山沿いを中心に局地的に雪が強まる所がありそうです。午後は次第に雪の範囲が狭くなっていくでしょう。

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あす10日からは、西から高気圧が張り出し、次第に冬型の気圧配置は緩むでしょう。ただ、北日本から北陸にかけての日本海側では、上空に強い寒気が残るため、あさって11日頃にかけて雪が続く見通しです。
12日から13日にかけては寒気が北上し、本州付近を前線が通過する影響で、東北や北陸などの地域でも雨が降りそうです。積雪の多い地域では雪融けが進みますので、なだれや河川の増水などの融雪災害に注意して下さい。

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2025/02/08 22:34

週間天気 寒波の後は暖かい空気 豪雪地帯は融雪災害に注意


来週は周期的な天気の変化となるでしょう。寒気は祝日11日(火)を境に北上傾向となり、南寄りの暖かい空気が流入しやすくなるでしょう。3月並みの暖かさとなる所も出てきそうです。
積雪の多い地域では、融雪災害に注意して下さい。

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来週の予想天気図を見てみると、10日(月)から祝日11日(火)にかけて本州付近は移動性高気圧に覆われ、西日本から東日本の太平洋側を中心に晴れのエリアが広がるでしょう。北日本では、上空約1500m付近に強い寒気が残り、局地的に雪の強まる所がありそうです。

祝日明けの12日(水)〜13日(木)にかけて、本州付近は低気圧や前線の影響を受け、西から天気は下り坂となるでしょう。
12日は西日本を中心に雨のエリアが広がりそうです。雪の続いた東北や北陸では、雪ではなく雨の降る所があるでしょう。気温が上昇するため、積雪の多い地域では融雪が進む見込みです。なだれや中小河川の増水等に注意が必要です。低気圧や前線の周辺では等圧線の間隔が狭く、風が強まる見込みです。強風にもご注意ください。

15日頃は本州南岸で低気圧が発生する見込みです。16日にかけて西から天気が下り坂となりそうです。

来週は寒さよりも、寒暖差による体調不良に注意して下さい。晴れる地域では花粉が飛びやすくなりますので、花粉症対策を万全にしておきましょう。

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2025/02/08 17:10

強い冬型の気圧配置 あすにかけて大雪と高波に警戒


日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北〜西日本では日本海側を中心に大雪となっている所があります。

北日本の上空5,000m付近にはマイナス39℃以下の強い寒気が断続的に流れ込んでおり、日本付近は、あす9日(日)にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。

このため北〜西日本では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

○雪の予想(多い所で)

北〜西日本では、あす9日(日)にかけて、日本海側を中心に大雪になる見通しです。
普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。

あす夕方までの予想24時間降雪量
 東北   70cm
 関東甲信 60cm
 北陸   60cm
 東海   50cm
 近畿   50cm
 中国   40cm

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○風の予想

全国的に、あす9日(日)にかけて雪を伴った強い風が吹き、8日は非常に強い風が吹き暴風雪となる所があるでしょう。

きょう予想される最大風速(最大瞬間風速)
 東北   23m/s (35m/s)
 北陸   20m/s (30m/s)

○波の予想

北陸では、あす9日(日)にかけて、東北の日本海側では、きょう8日(土)は、波が高く大しけとなる所があるでしょう。

きょう予想される波の高さ
 東北   6m
 北陸   6m

あす予想される波の高さ
 北陸   6m

大雪、暴風雪や高波に警戒し、着雪やなだれに注意してください。
また、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。

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2025/02/08 13:25

【最強寒波】第二波が襲来中…あすにかけて大雪に警戒 東北では暴風雪に


今週の初め頃から続いている今季最強寒波は、二度目のピークを迎えています。

上空5,000m付近ではマイナス36℃以下の寒気が北日本を中心に流れ込んでおり、引き続き大雪となりやすい状況です。

さらに、日本海ではマイナス42℃以下の寒気が南下しているため、雪雲が発達しやすく、日本海側はまだまだ積雪急増のおそれがあります。

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衛星画像を見ると、日本海に複数の筋状の雲が確認できます。
発達した雪雲が連なっているため、短時間で積雪を急増させる強い雪をもたらすだけでなく、数時間にわたって雪を降らせる原因にもなります。

北陸では昨夜、新潟県と石川県に顕著な大雪に関する気象情報が発表されました。
新潟市では、6時間で44cmの雪が降り、観測史上1位を更新しています。

平野部では雪のピークが過ぎましたが、あすにかけては山沿い中心に、さらなる積雪の増加に警戒が必要です。

また、東北の日本海側は、低気圧が接近しているため荒れた天気となっており、暴風雪警報が発表されています。
やむを得ず外出される際は、吹雪によるホワイトアウトなどに警戒してください。

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2025/02/08 06:03

あす9日にかけて強い冬型の気圧配置が継続 日本海側を中心に大雪に警戒


日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本〜西日本では日本海側を中心に大雪となっている所があります。

午前5時までに観測された12時間降雪量は、新潟市で観測史上1位となる50cmを観測。また、新潟県新潟市の松浜で42cm、新潟県佐渡市相川で38cmと大雪になっています。
午前5時30分現在、東日本〜西日本の日本海側の地域を中心に大雪警報が発表されています。

 北日本の上空5000メートル付近には-42度以下の強い寒気が断続的に流れ込んでおり、日本付近はあす9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。
このため、北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

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【雪の予想】
北日本から西日本ではあす9日にかけて、日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。

●予想される雪の量(多い所で)
・あす9日明け方までに予想される24時間降雪量
  東北地方   70センチ
  関東甲信地方 80センチ
  北陸地方   70センチ
  東海地方   60センチ
  近畿地方   70センチ
  中国地方   60センチ
  四国地方   15センチ
  九州北部地方 20センチ
その後、あす9日明け方から10日明け方までに予想される24時間降雪量
  東北地方   50センチ
  関東甲信地方 30センチ
  北陸地方   40センチ
  東海地方   30センチ
  近畿地方   30センチ
  中国地方   15センチ

【風の予想】
全国的にあす9日にかけて雪を伴った強い風が吹き、きょう8日は非常に強い風が吹き暴風雪となる所があるでしょう。

●予想される風の強さ
・きょう8日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
  東北地方   23m/s (35m/s)
  北陸地方   20m/s (30m/s)

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【波の予想】
全国的にあす9日にかけて波が高くしけとなり、8日は大しけとなる所があるでしょう。

●予想される波の高さ
・きょう8日に予想される波の高さ
  北陸地方      6m       
  近畿地方      6m

【防災事項】
大雪、暴風雪や高波に警戒し、着雪やなだれに注意してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。
降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

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2025/02/08 05:50

きょう8日(土)の天気 強い冬型の気圧配置が継続 名古屋でも積雪の可能性


きょう8日(土)は、強い冬型の気圧配置が継続する見込みです。日本海側は引き続き大雪への警戒が必要です。

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北日本の日本海側〜北陸にかけてはきょうも断続的に活発な雪雲が流れ込みやすく、内陸や山沿いを中心に大雪となる恐れがあります。
雪雲は一部、太平洋側まで流れ込み見込みで、名古屋など東海地方でも積雪の可能性があります。
交通機関への影響が出るおそれがあるため、外出を予定されている方は最新の交通情報・気象情報にご注意ください。

全国的に風も強く、東北や北陸を中心にふぶきによる視界不良などにも警戒が必要です。

関東は晴れて日差しが届くでしょう。北風が冷たく、真冬の寒さが続きそうです。万全な防寒対策を行ってください。

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2025/02/07 21:20

顕著な大雪情報【新潟県】


顕著な大雪に関する新潟県気象情報 第14号
令和7年2月7日21時11分 新潟地方気象台発表

新潟市松浜では、7日21時までの3時間に30センチの顕著な大雪を観測
しました。
この強い雪は8日明け方にかけて続く見込みです。
新潟地域では、
大規模な交通障害の発生するおそれが高まっています。


<警報・特別警報や避難情報を確認し、今後発表される防災情報や気象情報等にご留意下さい>

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