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2024/10/11 09:55
今秋最も涼しい朝に 東京都心は14.3℃
きょう11日(金)の朝は、放射冷却の影響で冷え込みが強まり、今秋最も気温の下がった涼しい朝になった所が多くなりました。仙台や東京、名古屋、福岡、那覇など各地で今季これまでで一番の涼しさとなっています。
全国で最も冷え込んだのは北海道上士幌町のぬかびら源泉郷で、最低気温は0℃ちょうどまで下がりました。そのほか、主要都市の最低気温は仙台13.4℃(10月上旬並み)、東京14.3℃(10月中旬並み)、名古屋15.4℃(10月上旬並み)、大阪17.3℃(10月上旬並み)、福岡16.9℃(10月中旬並み)、那覇22.5℃(10月下旬並み)を観測しました。沖縄の久米島では20℃で11月中旬並み、南大東島では19.5℃と11月下旬並みとなりました。
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2024/10/11 06:01
台風19号は次第に温帯低気圧へ 三連休は秋晴れ 連休明けは天気下り坂
台風19号は日本の東海上を北上しています。このあと朝までに温帯低気圧に変わるでしょう。一方、きょう(11日)の日本付近は移動性の高気圧に覆われて、関東以西は秋晴れとなる所が多い見込みです。
予想最高気温は東京25℃、名古屋や広島28℃、高知は29℃など、夏日となる所が多いでしょう。朝晩と日中の気温差が大きく寒暖差にご注意ください。一方、北陸や東北は晴れ間が出ても、にわか雨の所がありそうです。
あす(12日)からの三連休は秋の移動性高気圧に覆われて、全国的に晴れて行楽日和となるでしょう。西日本を中心に気温が高く、鹿児島など30℃まで上がる所もありますので、熱中症に油断しないようにしてください。三連休最終日は西日本太平洋側で天気が下り坂となり、連休明けは西日本で雨が降るでしょう。
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2024/10/11 00:17
台風18号が一時猛烈な勢力 10月になっても記録的な残暑 天気と気温のまとめ(9月29日〜10月5日)
■今期間(9月29日〜10月5日)の天候のまとめ
平均気温は、全国的に平年を上回り、東北から東海にかけて、平年より3℃以上高い所が多くなった。東京で平年より3.3℃、名古屋で3.4℃高くなった。9月末から10月はじめにかけても記録的な残暑が続いた。降水量は、秋雨前線や低気圧の影響で、西日本から北日本で平年を上回る雨量となった所があった。札幌で平年の1.6倍、金沢で平年の1.8倍、松江が平年の2倍の雨量となった。沖縄は先島諸島を中心に台風18号周辺の湿った空気の影響で、平年の5倍近く降った所もあった。日照時間は、関東から西で平年を下回った所が多く、沖縄も曇雨天が続いた影響で、平年を下回った。一方、北海道は内陸を中心に平年を上回った所が多く、旭川で平年の1.2倍の日照時間となった。
■気圧配置の特徴
29日、前線が奄美付近〜本州の南海上に停滞。台風17号は小笠原近海を北上。台風18号は正午に強い勢力に発達した。30日、前線を伴った低気圧がアムール川付近を東北東進。本州の南海上の低気圧はほとんど停滞し、低気圧からのびる前線は午後には不明瞭になった。台風17号は小笠原の西海上を北上。台風18号は発達しながらバシー海峡付近を西北西に進んだ。1日、台風17号が午後に関東の東海上に達した。台風18号は急速に発達し、大型で猛烈な勢力となった。前線を伴った低気圧が日本海を北東へ進んだ。2日、低気圧が北海道の西海上からオホーツク海へ北東進。前線が東シナ海から本州にかけて停滞。台風18号は非常に強い勢力で南シナ海に停滞。台風17号は21時、千島の東海上で温帯低気圧となった。3〜4日、台風18号は台湾付近で停滞し、熱帯低気圧に変わった。日本列島には前線が5日にかけて停滞した。
■降水
29日、前線や暖湿気の流れ込みに伴い、太平洋側を中心に局地的に雨雲が発達した。三重県御浜町で1時間67.5mの非常に激しい雨が降った。30日も、太平洋側を中心に雨が降り、和歌山県串本町潮岬で1時間70mmの非常に激しい雨。沖縄の南大東島では1時間62mmと9月1位の記録を更新。1日、台風17号の接近で千葉県など沿岸部を中心に雨が降ったが、総雨量は多い所で20mm。台風18号周辺の湿った空気の影響で、八重山地方の与那国島で100mm以上のまとまった雨。2日、南西諸島や九州南部では断続的に雷雨となり、沖縄県与那国町与那国島68.5mm、鹿児島県南さつま市加世田57.5mm(10月の1位の値を更新)を観測。3日、西・東日本は大気の状態が非常に不安定で、近畿や東海を中心に激しい雷雨となった。4日、沖縄の与那国町・所野では日降水量184mmと10月1位の大雨となった。5日、静岡県浜松市で62.5mmの非常に激しい雨を観測し、警報級の大雨となった。
■気温
29日、西日本を中心に暑く、熊本県甲佐町で34.3℃、鹿児島県さつま町で34.2℃など猛暑日に迫った。30日、九州や四国などで、30℃以上の真夏日となった。西日本を中心に残暑が続いた。10月に入っても暑さが衰えず、1日は全国248地点が30℃以上の真夏日になった。2022年の201地点を大幅に上回り、10月としては過去最多。最も気温が高くなった愛知県豊田市は34.1℃、岐阜市で33.5℃,宮崎市で33.3℃、兵庫県姫路市で32.4℃など70地点以上で10月の観測史上1位を更新。2日、北日本の太平洋側や東日本で平年を大幅に上回り、タイ記録12地点含む75地点で10月1位の記録となった。3日、前線の南下に伴い、秋の空気に包まれ気温が下がった。昼間の気温が平年並みかやや低めとなった所が多く、正午の気温は東京で24.0℃と前日差は−7.4℃だった。4日、関東で暑さが復活し、最高気温は、東京都心で30.4℃と真夏日。
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2024/10/10 19:03
2024年 第1回紅葉予想 全国的に平年並みか遅い予想
2024年の第1回紅葉見頃予想を発表しました。
今年の9月は全国的に平年より気温が高く、紅葉の進みはやや遅い状況です。
きょう気象庁が発表した、1か月予報によると10月の気温も全国的に高くなる見込みです。11月になると天気は周期的に変化し、平年並みの気温に落ち着く予想です。
●各地方の予想
・北日本では暖かい空気に覆われやすく、気温の高い日が続く見込みです。朝晩は放射冷却の影響で冷え込みますが、紅葉の進みは平年並みか遅くなる所もあるでしょう。
・東日本では内陸部や山沿いを中心に今年の猛暑の影響を受ける見込みです。そのため、平年より色づきは遅くなるでしょう。11月になると気温は平年並みになり、朝晩の冷え込みが強まるため山沿いでは早い所では11月上旬から見頃を迎える所がありそうです。平野部は平年並みの所が多く、東京の見頃は11月30日頃の予想です。
・西日本は9月の記録的な猛暑により色づきは遅い予想です。
11月ごろには朝の冷え込みも強まり山沿いを中心に見頃を迎える所が多いでしょう。平野部では平年並みか遅くなる所が多い予想です。11月下旬から12月上旬ごろとなる所が多く、福岡では12月8日ごろとなりそうです。
紅葉が見頃を迎える時期は一日の寒暖差が大きくなりますので、服装選びなどにお気をつけて紅葉狩りを楽しんでください。
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2024/10/10 18:05
あすの天気 各地で秋晴れに 北日本太平洋側は雨具の用意を
あす11日(金)は、高気圧に覆われ広い範囲で日差しが届きます。一方、北日本の太平洋側では傘の出番となる所がありそうです。
日本の東を台風19号から変わる低気圧が北上するため、北日本の太平洋側では午前を中心に雨の降りやすい天気となるでしょう。外出には雨具を持っておくと安心です。太平洋側は天気の崩れは無いでしょう。
東日本〜西日本は高気圧に覆われ広い範囲で日差しが届きます。
きょう雲の多かった関東でも日差しが期待できるでしょう。
北陸は雲が多いながらも晴れ間がありそうです。ただにわか雨の所もあるため外出には折り畳み傘があると安心でしょう。
気温は関東できょうより高く、東京は25℃と夏日となる見込みです。
東海から西では今日と同じくらいの所が多く、26℃前後の所が多いでしょう。日中は半袖でも過ごせる体感となりそうです。朝は冷え込むため寒暖差にお気を付けください。
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2024/10/10 17:32
関東で前日より気温上昇 あすは更に上がり東京で夏日予想に
きのう9日(水)、関東では秋雨前線の影響で冷たい雨が降り、気温は上がらず、東京では最高気温17.7℃と11月中旬並みの気温となりました。
一方、きょう10日(木)は前線が東へ離れたことにより、雲が多めながら、時折日差しの差したところもあり、日中の最高気温は平年並みの22.1℃まで上がりました。
北海道では今朝は放射冷却の影響で冷え込みが強まり、内陸部を中心に氷点下の気温となりました。北海道幌加内町の朱鞠内では全国で今季最低となる-1.6℃を観測し、旭川では初霜の観測がありました。
あす11日(金)も、高気圧に覆われ広い範囲で日差しが届きます。
一方、北日本の太平洋側では雲が多く、今日より気温の下がる所がありそうです。
予想最高気温は札幌で18℃、釧路で15℃、盛岡で17℃、仙台で23℃の予想です。
関東は日差しが回復し、あすは夏日となる所があるでしょう。
東海から西もきょうと同じくらいの所が多く、日中は半袖でも過ごせる陽気となりそうです。
予想最高気温は東京で25℃、名古屋と大阪で27℃、福岡で26℃の予想です。
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2024/10/10 16:27
1か月予報 11月にかけて高温傾向続く 秋雨前線の影響で平年より降水量が多い予想の所も
きょう10日、気象庁は10月12日〜11月11日までの1か月予報を発表しました。
全国的に気温の高い傾向が続き、秋の深まりはゆっくりとなる見込みです。
しかし、この先の降水量は、秋雨前線の影響を受け平年並みか多くなる所があるでしょう。
この先、大陸から日本の東にかけて高気圧に覆われやすい見込みです。
一方、西〜東日本の太平洋側を中心に気圧の谷となりやすく、南から湿った空気が流れ込みやすいでしょう。
このため、西〜東日本を中心に低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい時期がある見込みです。
上空約1500mの気温は、全国的に平年より高く、暖かい空気に覆われやすいでしょう。
この先1か月の気温は、暖かい空気に覆われやすいため全国的に高い見込みです。
運動会などで長時間外で過ごす時は、小さな子どもやご高齢の方を中心に熱中症に気を付けてください。
沖縄や西日本は13日(日)頃から、東日本〜東北は15日(火)頃から10月下旬にかけて、平年よりかなり高い日があるでしょう。
鹿児島では、3連休中や連休明けも最高気温30℃と9月中旬並みの陽気で真夏日となる日がある見込みです。
西日本のその他の所も、10月中旬にかけて27℃前後と夏日の所が多いでしょう。
東海は、10月中旬にかけて真夏日に迫る暑さとなる所がある見込みです。
ここ数日肌寒くなった関東甲信も3連休中や連休明けは再び25℃以上の夏日となる日が多いでしょう。
北陸や東北でも夏日となる日がある見込みです。
北海道は10月中旬にかけて、平年よりかなり高い日がある見込みです。連休明けも20℃を超える所があり、15日(火)は札幌で22℃の予想で、9月中旬並みの陽気となるでしょう。
広く朝晩と日中との気温の差が大きくなってきますので、脱ぎ着しやすい服装で調節してください。
この先、天気は秋らしく数日の周期で変わる見込みです。
しかし、西〜東日本の太平洋側を中心に気圧の谷となりやすく、10月下旬頃は低気圧や秋雨前線、湿った空気の影響を受けやすい時期があるでしょう。
このため、西日本と東日本太平洋側は、この先1か月の降水量は平年並みか多く、日照時間は平年並みか少ない見込みです。
秋雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込みと、前線が刺激され、前線の活動が活発になりやすくなります。
局地的に雨雲が発達し、大雨となることも考えられます。
引き続き、大雨への備えをお願いします。
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2024/10/10 16:00
今冬は厳冬・大雪の可能性も 冬にかけてラニーニャ現象時の特徴が明瞭に
気象庁はきょう10日(木)、エルニーニョ監視速報を発表しました。
大気と海洋の状態は、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態ですが、
ラニーニャ現象時の特徴に近づきつつあると見られます。
今後、冬にかけてラニーニャ現象時の特徴が明瞭になりますが、その状態は長続きしないと予想されており、
ラニーニャ現象の定義を満たす可能性と、平常の状態が続く可能性が同程度です(50%)。
ラニーニャ現象とは:太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて海面水温が平年よりも低くなり、その状態が1年程度続く現象のこと。
■9月の実況■
9月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値からの差は
-0.2℃で、基準値に近い値となりました。
また、ラニーニャ現象発生の判断に使用している5か月移動平均値の7月の値は-0.2℃で、基準値に近い値でした。
太平洋赤道域の海面水温は西部で平年より高く、中部から東部にかけて平年より低くなりました。
太平洋赤道域の海洋表層の水温は西部で平年より高い一方、中部から東部では平年より低く、中部では低温が強まりました。
太平洋赤道域の日付変更線付近の対流活動はほぼ平年並みで
中部太平洋赤道域の大気下層の東風(貿易風)もほぼ平年並みでした。
このような大気と海洋の状態は、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態と見られますが、ラニーニャ現象時の特徴に近づきつつあることを示しています。
■今後の見通し■
今後、太平洋赤道域の西部から中部で貿易風が強まるとともに中部の冷水がさらに強まり東進するため、
エルニーニョ監視海域の海面水温が冬には基準値より低い値で推移する可能性が大きいですが、
その状態は長くは続かず、大気海洋結合の弱まりとともに春にかけて上昇して基準値に近づくと予測しています。
以上のことから、今後、冬にかけてラニーニャ現象時の特徴が明瞭になるが、その状態は長続きしないため、ラニーニャ現象の定義を満たす可能性と平常の状態が続く可能性が同程度です(50%)。
先日発表された寒候期予報(12〜2月)でも、この冬は、冬型の気圧配置が強まる時期があるため、日本海側で雪の量が平年並みか多くなると予想されています。
気温は平年並みが予想されていますが、これまでのラニーニャ現象発生時の冬の気温を見てみると、
平年並みか低い年の方が多かったことが分かります。
このため、平年並みと予想されていますが、時折強い寒気が流れ込み、厳しい寒さとなる可能性もあります。
冬にかけての見通しは、日々の天気予報をこまめにご確認ください。
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2024/10/10 13:43
三陸沖などで海面水温が平年より5℃以上高く(海洋のまとめ2024年9月29日〜10月5日)
黒潮は大蛇行状態が続いているとみられます。
2017年8月に始まった黒潮大蛇行は期間が7年3か月目になっており、
1975-1980年の4年8か月を大幅に超え、観測史上最長になっています。
2024年9月29日〜10月5日の海洋のまとめです。
■気圧配置と波
29日、日本の東海上〜房総半島沖では、前線の周辺で波が高くなった。
30日、小笠原近海は台風17号と日本の東の低気圧周辺で波が高く、南西諸島近海では台風18号の周辺でしけた。
台風17号は日本の東海上を北東進し、1日は伊豆諸島近海でしけ、2日は日本の東海上で大しけとなった。
日本海西部から東シナ海では、高気圧、台風18号、低気圧からのびる前線の間で等圧線の間隔が狭く、2日は東シナ海でしけ、日本海西部は2〜4日にかけて波が高くなった。
5日、本州付近は高気圧に覆われ、日本周辺の海域は次第に穏やかに経過した。
■海面水温
日本海域の海面水温は、西部を中心に平年より高く、最大で3℃高かった。
東シナ海では平年よりやや高く、南西諸島近海では、ほぼ平年並みの状態が継続した。
西日本の太平洋沿岸では平年よりやや高く、東海沖から房総半島沖では平年より高く、最大で2℃高かった。
黒潮が北上する三陸沖では、平年よりかなり高い状態が継続し、最大で5℃高かった。
親潮が後退する北海道南東方沖も平年よりかなり高い状態が継続し、最大で5℃高かった。
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2024/10/10 13:20
三連休 真夏日に迫る暑さの所も 運動会シーズン 暑さ対策を万全に
今週末は三連休という方も多いと思いますが、
連休最終日が「スポーツの日」ということで運動会が開催される学校もあるかもしれません。
ただ、今年の運動会は暑さ対策を万全にして、挑むようにしてください。
連休中の全国の天気を見てみると、
全国的に高気圧に覆われて晴れる所が多くなりそうです。
連休前半ほど、秋の乾いた空気に覆われるため、
カラッとした暑さとなりそうです。
空気が乾燥する分、喉が渇きやすくなるため、水分補給はこまめにしましょう。
ただ、連休後半になればなるほど高気圧の中心が
日本の東の海上に離れていきます。
高気圧の後面は南から暖かく湿った空気が流れ込むため、
だんだん蒸し暑い体感に変わってきそうです。
鹿児島など九州では、30℃に迫る暑さが予想されています。
蒸し暑さも加わると、30℃前後でも熱中症にかかることがあります。
大勢で熱中して応援していて暑さに気づかないこともありますので、
水分補給はこまめにして、適度に休憩もとりましょう。
運動会に参加するこどもたちは、寝不足だと熱中症のリスクが
高くなりますので、前日は特にしっかり睡眠をとりましょう。
また、運動会当日は、汗をかいても乾きやすい下着をつけ、直射日光を避けて過ごすと良さそうです。
暑さが予想される所では、ヒンヤリとするタオルなど体温を冷やすグッズを持ち、
自分の種目が終わったらしっかり休み、水分をこまめに摂るようにしましょう。
家族や先生、観覧者の方も帽子をかぶり、できるだけ日差しを避けるよにしてください。
こどもたちの体調の変化がないか確認し、
保護者の方々も、汗をかいていなくても意識的に水分を摂るようにしましょう。
この日のために、こどもたちはたくさん練習を積み重ねてきました。
楽しい思い出になる運動会になるよう、くれぐれも熱中症に油断しないようにしましょう。
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2024/10/10 06:38
台風19号 日本付近に大きな影響はなくとも、東北太平洋側や関東沿岸部は強風や高波に注意
台風19号は、きょう10日(木)午前3時時点の実況では、日本の東海上を時速30kmの速さで北進しています。中心付近の気圧は998hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。
今後の予想進路では、台風19号は日本の東海上を北進し、12日(土)未明には温帯低気圧となる見込みです。
台風19号は日本付近へ大きく影響する可能性は低いですが、東北太平洋側や関東地方沿岸部では、オホーツク海に張り出す高気圧、秋雨前線、台風19号の影響により、東北地方太平洋側で等圧線の間隔が狭まり、北東の風が強く吹くでしょう。
東北地方太平洋側では八戸、宮古、仙台などで東または北東の風が強く吹くでしょう。波の高さは4mの予想で、海上ではしける見込みです。
関東地方沿岸部では水戸、土浦、銚子などで北の風が強く吹き、波の高さは最大で5mとなり、しけるでしょう。
海上、沿岸部では、強風や高波にご注意ください。
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2024/10/10 05:36
きょう10日(木)の天気 広範囲で高気圧に覆われ、各地で日差しが届きそう
きょう10日(木)は、本州付近は高気圧に覆われ、秋晴れとなる所が多いでしょう。
西日本では日差しが届いて、日中はカラッとした暑さとなりそうです。東海から西では25℃を上回る所が多く、お洗濯日和となるでしょう。
関東や東北太平洋側では、オホーツク海付近の高気圧と、日本の東海上を北上中の台風との間で等圧線の間隔が狭くなり、沿岸部では北東の風が強まるでしょう。北東気流の影響で、関東や東北太平洋側では雲が多い空模様となり、すっきりしない一日となりそうです。日中の最高気温は東京都心で21℃、仙台で20℃となり、きのうより肌寒さは多少和らぎそうです。
お出かけの際は、折り畳み傘と、羽織るものがあるとよいでしょう。
北海道や東北日本海側は各地で秋晴れとなるでしょう。ただ、朝は内陸部を中心に冷え込みが厳しくなるでしょう。
日中は気温が20℃近くまで上昇し、朝との寒暖差が大きくなりそうです。服装で上手く調整し、体調を崩さないように気を付けて下さい。
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2024/10/09 17:00
令和6年 台風第19号に関する情報
令和6年 台風第19号に関する情報
令和6年10月9日16時15分 気象庁発表
台風第19号が発生しました。
9日15時、南鳥島近海の
北緯27度35分、東経149度25分において、
熱帯低気圧が台風第19号になりました。
台風は1時間におよそ30キロの速さで北北東へ進んでいます。
中心の気圧は998ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで
中心の東側390キロ以内と西側220キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の10日3時には
日本の東の
北緯30度30分、東経149度25分を中心とする
半径75キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は998ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルが予想されます。
24時間後の10日15時には
日本の東の
北緯34度20分、東経150度30分を中心とする
半径105キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は996ヘクトパスカル
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
台風はこの後、温帯低気圧に変わり、
48時間後の11日15時には
日本のはるか東の
北緯41度40分、東経154度20分を中心とする
半径185キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は988ヘクトパスカル
最大風速は25メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
なお、台風や温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。
この方面の船舶は十分警戒してください。
なお、台風に関する位置等の情報は、海上警報等により発表します。
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2024/10/09 16:38
【台風19号発生】 台風発生は今月に入って初 小笠原近海を北上してきた台風の卵が発達
きょう9日(水)午後3時現在、南鳥島近海の熱帯低気圧が台風に発達しました。
台風19号と呼ばれ、今月に入って1個目の台風の発生となります。
これまで、熱帯低気圧として小笠原近海を北寄りに進んできました。
今後、日本の東の海上を北上し、次第に日本の東の海上を離れるでしょう。
11日(金)午後3時には、日本のはるか東で温帯低気圧に変わる見込みです。
台風としてはそれほど発達しない予想のため、日本列島への大きな影響はないでしょう。
しかし、台風の北上と共に、東日本はあす10日(木)〜あさって11日(金)は気圧の谷となり、上空の寒気も加わって局地的に大気の状態が不安定となるでしょう。
東日本では、落雷、突風、急な強い雨に気をつけてください。
平年の10月の台風の発生数は3.4個、接近数は1.7個、上陸数は0.3個です。
10月もまだまだ、台風が列島付近に接近することや上陸する可能性はあるため、油断をせずに台風対策をお願いします。
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2024/10/09 16:09
台風は離れて北上 雨上がり後は1週間ほど秋晴れつづく 行楽日和に
きょう9日(水)は秋雨前線が本州南岸に停滞し、東日本を中心に冷たい雨が降りましたが、
だんだん大陸から高気圧が張り出してきました。
南鳥島近海にある熱帯低気圧はあすまでに台風に変わる見込みですが、
今後も北上を続け、日本への影響はない見込みです。
あすからの1週間程度は、高気圧に覆われ過ごしやすい気温となりそうです。
三連休でお出かけの予定を入れている方も多いと思いますが、
これからの1週間暗いは、日中はカラッと暑く、朝晩は秋らしく少し冷えます。
寒暖差が大きいので、体調の管理には注意が必要ですが、
しばらく天気の大きな崩れはなく、洗濯やお布団干し日和、
そして行楽日和となりそうです。
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2024/10/09 16:00
東京都心 5か月ぶりに20℃に届かないか あすは肌寒さ和らぐ? 全国の天気予報
きょう9日(水)、秋雨前線が本州の南まで南下し、西日本を中心に天気が回復しました。
午後2時現在、沖縄や西日本は高気圧に覆われ、日差しの戻ってきた所が多くなっています。
東海や北陸も日差しが届いている所があります。
早くから天気が回復した九州や四国を中心に、西日本では最高気温25℃以上の夏日となっている所があります。
一方、関東や北日本太平洋側は雲が広がり、前線に近い関東〜東北南部の太平洋側ではまだ雨の降っている所があります。
雨や冷たい北東風の影響で日最高気温が平年より低い所が多くなっています。
東京都心では、きのう8日(火)午前0時14分に観測した25.3℃が最高気温で、その後ぐんぐんと気温が低くなりました。午後1時は19.5℃と20℃を下回りました。
きょう9日(水)の同じ時刻で比べてみると、午後1時は16.2℃ときのう8日(火)より3℃以上もさらに低くなりました。
一日の最高気温が20℃を下回れば、約5か月ぶりとなります。
この後、雨のやむ所が多くなりますが、帰宅時間は山陰や関東〜東北太平洋側の沿岸部では雨の降る所があるでしょう。
あす10日(木)は、午前にかけて山陰や関東〜東北太平洋側の沿岸部では雲が広がり、雨の残る所がある見込みです。
他は日差しの届く所が多いでしょう。
朝の最低気温は、関東〜北海道は今朝と同じか、今朝より冷える所がある見込みです。
日中は、きょう9日(水)より高くなる所が多く、東京都心の予想最高気温は21℃と肌寒さはやや和らぐでしょう。